観劇へ



2023.03.09
内野順子


おはようございます!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。

上京1日目の夜は、横浜・神奈川芸術劇場へ。

映画も好きですが、同じくらいお芝居も大好き。息子が小学生の頃から劇団に所属していたこともあり、私も何度か出演したこともあるんですよ。

目の前で繰り広げられる役者さんの息づかい、表情、動きがリアルに感じられるお芝居は映画とはまた違う楽しさがあります。

演目は「蜘蛛巣城」。ご存じシェイクスピアの「マクベス」を下敷きにしたお話。昔の三船敏郎さん主演の映画は何度も観ました。

人間の業と欲が生々しく描かれ、幸せな夫婦が段々と闇に堕ちて行く物語。

早乙女太一さんの存在感、やはり素晴らしい。痩せすぎていない均整が取れている体つきなので、甲冑が似合う。妻役の倉科カナさんの可憐さ。TVで見るのと比べ、顔の小ささに驚き!そんな清楚な奥方が恐ろしいことをしちゃうのでそのギャップも良かったです。

映画版は、主人公1人にフォーカスしていたけれど、この舞台では、主人公をとりまく人々の人生にもスポットを当てている。それでなおさら悲劇度が増す感じ。

ストーリーが分かっているので、野心のために友人も家臣も裏切り、自らの罪に追い詰められて段々と破滅に向かう姿が苦しかったです。赤堀雅秋さんの演出も素晴らしい。

あ〜お芝居ってやっぱりいいもんですね!

http://www.facebook.com/junko.uchino

 


内野順子

大学在学中にアナウンスサークルに所属しブライダル・イベントの司会を始める。 以来、約8,000件の披露宴、約1,000件のイベントで司会を務める。 40代から葬儀司会に携わり、現在年間250件以上の葬儀司会に加えイベントも務めるマルチ司会者として活動中。 葬儀では、温かな司会をモットーとし,終活カウンセラーとしても活動、司法書士や行政書士などとコラボし、セミナーを定期的に開催。 2022年4月、葬儀で垣間見る家族や友人らとの心温まるエピソードを綴った著書「また、いつか。葬儀司会者が見た人生・愛・終活」を全国出版。 福岡県太宰府市在住。家族は28歳の長男。


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