エンディングノート③
内野順子
こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。
さて、それでは具体的に、何を書くべきなのかを話して行きますね。
①葬儀について
男性があまりエンディングノートを書きたがらないのは、これが理由とも言われています。自分が死ぬことを考えるのが嫌なようですね。でも、遺されるご家族の負担を考えれば大切なこと。菩提寺があるのか、お墓はあるか。葬儀はどの程度の規模でやってほしいのか。誰に知らせて欲しいか、互助会などに加入しているのか。しっかり書いておいてください。
②財産について
葬儀の後、保険や金融のあらゆる手続きをするのはご家族なので、困らないよう書いておいてください。また、借金や負債など、負の遺産についても、嫌かもしれませんが書いておくことです。そして遺言があるかどうか。誰に依頼し、どこに保管または預けてあるかも書いてください。繰り返しますが、ご家族が困らないためです。
③何年かに一度見直しをする
エンディングノートを一度書くとほったらかしの人もいますが、人は生きる上で環境も変わっていくもの。環境が変われば気持ちも変わることがあります。何度でも書き直していいですし、書き足してもOK。誕生日に書き改めるのもいいですね。
エンディングノートは、ただ万一のためだけではなく、自分の人生を一度振り返って、明日からどう生きるかを考えるためのものです。
*終活についてのセミナーも行っています。オンラインもOK。お気軽にお問い合わせください。Facebookメッセンジャーからどうぞ。 http://www.facebook.com/junko.uchino