エンディングノート③



2023.03.24
内野順子


こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。

さて、それでは具体的に、何を書くべきなのかを話して行きますね。

①葬儀について

男性があまりエンディングノートを書きたがらないのは、これが理由とも言われています。自分が死ぬことを考えるのが嫌なようですね。でも、遺されるご家族の負担を考えれば大切なこと。菩提寺があるのか、お墓はあるか。葬儀はどの程度の規模でやってほしいのか。誰に知らせて欲しいか、互助会などに加入しているのか。しっかり書いておいてください。

②財産について

葬儀の後、保険や金融のあらゆる手続きをするのはご家族なので、困らないよう書いておいてください。また、借金や負債など、負の遺産についても、嫌かもしれませんが書いておくことです。そして遺言があるかどうか。誰に依頼し、どこに保管または預けてあるかも書いてください。繰り返しますが、ご家族が困らないためです。

③何年かに一度見直しをする

エンディングノートを一度書くとほったらかしの人もいますが、人は生きる上で環境も変わっていくもの。環境が変われば気持ちも変わることがあります。何度でも書き直していいですし、書き足してもOK。誕生日に書き改めるのもいいですね。

エンディングノートは、ただ万一のためだけではなく、自分の人生を一度振り返って、明日からどう生きるかを考えるためのものです。

*終活についてのセミナーも行っています。オンラインもOK。お気軽にお問い合わせください。Facebookメッセンジャーからどうぞ。 http://www.facebook.com/junko.uchino


内野順子

大学在学中にアナウンスサークルに所属しブライダル・イベントの司会を始める。 以来、約8,000件の披露宴、約1,000件のイベントで司会を務める。 40代から葬儀司会に携わり、現在年間250件以上の葬儀司会に加えイベントも務めるマルチ司会者として活動中。 葬儀では、温かな司会をモットーとし,終活カウンセラーとしても活動、司法書士や行政書士などとコラボし、セミナーを定期的に開催。 2022年4月、葬儀で垣間見る家族や友人らとの心温まるエピソードを綴った著書「また、いつか。葬儀司会者が見た人生・愛・終活」を全国出版。 福岡県太宰府市在住。家族は28歳の長男。


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