エンディングノート⑤
内野順子
こんばんは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。
長かった選挙戦も終わり、ようやく日常が戻って来ましたので、また本職の話をしたく思います。
以前このブログで「葬儀について書いておいてください」という話をしましたが、一言に葬儀といっても、細かく記載しておかないと、実際に葬儀を行うご遺族が困るわけです。
まずは亡くなった時。「自宅に帰りたい」という方は多いです。これが叶えられない時は、ご出棺の時にご自宅の前を通ったりするんですが。
特定の葬儀社の会員などになっている場合は、それも書いておくべき。 ご自分の宗派について知らない方は意外と多いもの。 もし、菩提寺さんが遠方などの場合は、葬儀社に頼めば、同じ宗派の近隣のお寺を紹介してもらえますよ。
遺影写真ですが、できれば正面を向いた写真を1枚用意しておいた方がいいですね。近年はスマホの写真の引き伸ばしを使われる方も多いですが、やはりお顔が鮮明でなかったり、ぼやけたりしますので。
お墓がない場合、どういう形で納骨するかが問題になって来ます。その希望なども書いておいてください。 最近はお墓終いをする方も増えています。お子さんに面倒をおかけしないため、という配慮からで、散骨される方も増えていますが、遺される人の気持ちに立つと、折にふれてお参りに行ける場所があるというのもいいものです。 万一の時に連絡して欲しい方を書いておくのも大切。 家族葬が増えているとはいえ、本当に親しい方なら、やはり最期にお顔を見てお別れしたいはず。電話番号だけで構いませんので、書いておきましょう。
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