私の本棚①
内野順子
こんにちは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。
子どもの頃から本好きで、小学生の頃には書店にない本を予約しに行くこともしばしば。今のような便利な世の中ではなかったですものね。
好きな作家さんはたくさんいますが、この方はダントツ。
切れ味の良いさっぱりとした文体が大好きです。小説も好きですが、佐藤さんはなんと言ってもエッセイ。 波瀾万丈の人生に立ち向かって来た姿が、お涙頂戴ではなく、勇ましく綴られていて元気が出ます。 代々続く「紋章上絵師」という職業を持ちつつ、小説を書き続け、1990年直木賞。奇術師としての顔も持ち、奇術界の名だたる「石田天海賞」にも輝いている泡坂妻夫氏。その伝統技術や、奇術のトリックを織り込みつつ、ユーモアやエスプリ、エロスも盛り込む技量はお見事。早すぎる逝去が惜しまれました。
石田衣良さんも、多彩なテーマの中、人の心の機微を丁寧に書かれる作家さんでとても好き。
漫画も好き。この漫画は話題になる前から読んでいて、ドラマ化の際も欠かさず観てました。未だ完結しておらず、新刊が楽しみ。