ラフマニノフ生誕150年



2023.05.11
雨宮睦美


今夜は東京フィルの定期演奏会@サントリーホールでした。

私はこちらのオーケストラの後援会員というのをやっておりまして、年8回の定期公演に2席ずつ招待いただいているのです。

5月の演目は生誕150年(そして没後80年)を記念してラフマニノフ尽くし。しかもひと捻りされた珍しいプログラムでした。彼が最後に書いたという「交響的舞曲」が特に素晴らしく、音が消えていった後の余韻は、なんともいえない幸福感を与えてくれました。

ラフマニノフ/幻想曲『岩』
ラフマニノフ/交響詩『死の島』
ラフマニノフ/交響的舞曲

指揮:ミハイル・プレトニョフ(特別客演指揮者)

プレトニョフさんは何度も聴いていますが、毎回、「ああ、おじいちゃん頑張ってる」と思ってしまいます。でも彼は実は1957年生まれなのでまだ65歳。そんなにお年寄りではないのです。

指揮者にはエネルギッシュで若く見える方が多いせいでしょうか。95歳のプロムシュテットさんは特例としても、小澤さんもコバケンも飯守さんも80過ぎてるし、引退宣言した井上道義さんや尾高さんが75かな?先月のチョンさん70歳が、プレトニョフより年上だとは、どうしても思えないんですけどね。

さてラフマニノフ記念は来月も続きます。尾高忠明氏の指揮で、

尾高惇忠/オーケストラのための『イマージュ』(これはお兄さんの作らしい)
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
ラフマニノフ/交響曲第1番

ピアノ協奏曲のソリストには、今をときめく亀井聖矢くん。

こちらも楽しみです。

私が所属しているアマチュアオケでも、次回演奏会の候補にラフマニノフの交響曲2番が挙がったのですが、「難しすぎるだろう」ということで今回は見送りになりました。残念!

https://www.facebook.com/mutsumi.amemiya


雨宮睦美

マーケティングプランナー、モデレーター(インタビュアー)。 東京都出身。 1988年青山学院大学文学部卒業後、博報堂に入社しました。 国際業務局(4年間)、マーケティング局(8年間)の勤務を経て2000年に退職。 2001年に有限会社オルテンシアを設立し、前職の流れでマーケティング業務を請け負ってきました。食品、飲料、化粧品、自動車、通信機器等、様々なジャンルの企業のお仕事に携わっています。中でもインタビュー調査を得意とし、企業トップや大学教授、ジャーナリストや編集者等の有識者取材を始め、一般消費者へのグループインタビューやデプスインタビューなどで、これまでに話を聞いた人の数は、のべ数千人を超えます。


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