ほんとに大切なことに気づいた。。。
小島幸子
今日、気付いたことがある。。。
昔の自分も、内心では「これが大切」だと気付いていたはずなのに、
何故か、「最もらしい言い訳して」無意識に逃げてきた過去に気づく。
ちなみに2回も目の前に「大切なものを大切にする」チャンスは来たのに
わたしはそこから逃げていたことにも気付いた。
そして、20年ぐるっとまわり、また目の前に、
その「逃げてきた大切なもの」全てがいま、目の前にある、ということに気付き、
わたしは「天に願いながらも、実際にチャンスが目の前にくると少し足がすくみ、迷いや恐れ、不安があると、チャンスは逃げ、気付いたら「チャンスにみえるなんだか違うもの」を掴んでる」
うっかりしたらまた、同じ事をしそうになるけれど。
今回は、自分の本心から逃げずに向き合い、
一番キツイ作業だともわかり、しっかり時間をかけ、
また、自分の本心と向き合う作業は結構キツくて
(だから吐き気もしていたのかもとも気付き…)
この作業のプロセスはキツイけれど、
「いま、目の前にある」ものをもう二度と手放しではいけないと直感で分かっているから
大切なもの以外に目がむかなくなった。
過去、母の介護が大切とわかりながら、わたしは「経済的なサポートがないと大変でしょ!?だれがやるの?わたししかいないでしょ?」と、実際の介護は弟に預け、わたしは大好きなしごとに向かった。
20代、芸妓として、有難くも売れっ子のひとりとして、朝から朝まで楽しくはたらき、収入も毎月数百万は当たり前、1日に数百万なんてこともあった。
20代にビジネスクラスで世界一周をし、素敵なラグジュアリーホテルに毎晩お金気にしないで飽きるほど好きなだけ泊まり、
ブランド品の鞄もジュエリーも洋服も値段を気にしないで買い、
国内外で世界的な有名人たちとお友達のように会食させていただき、
人から羨ましがられるような経験もたくさんした。
そして、
「介護も家族へも経済的にサポートしている」と言えば、偉いねーと言われる20代
でも、何故か、不思議と孤独で満たされていなかった。
そして、27歳にて、なんか人生や美の頂点にいたとき、そろそろ、次のステージの準備を始めきゃ、と感じ、芸妓もプレーヤーより、サポーターにまわるために、置屋の女将になるために30歳で独立。
(当時は、最短の独立と言われた)
その数年後、30代になり、長女が産まれた。
子どものおかげで次のステージだと思い、
「世の中のために!」と健康事業や女性支援の活動にと命をかけた。
長女より仕事やひとに会い打ち合わせし、成すべきものをひたすら目指した。
その数年後、長男が産まれ、1か月後には海外出張のために住み込みのシッターを雇い、わたしは「世の中のために!」と大好きな仕事の目標の頂上にむかった。
そして、実際、誰もが目指していた頂上に到達し「それらしき何者か」にはなって、20代の収入より約3から10倍になったときもあった。
「それらしき素晴らしいひと」で
世界中をビジネスクラスでまわり、
世界のラグジュアリーホテルにも泊まり、
ラグジュアリーブランドのお洋服に身を包んだ。
でも、その頃には、もう、これらが、
「わたしを一切満たすものではない」とこころから確信していて。
そして3年前、3人目を出産。
それと同時に、今度は、違和感あるものぜーんぶ、手放した。
何もしないでもはいる数百万円の不労所得
10年以上かけた人脈や数千?万近くの組織
経済はもちろん、信頼や名声なんかもう、色々。。。
人脈も、ブランドバッグやブランドのお洋服もほとんど手放した。
というより、引き剥がされたかのように。。。
でも、その選択の結果はおおきくて、
わたしはいまの主人と結婚した。
人生初めて、ホッとして生き、守られて生かされてる。
だからか、本当に今年洋服なんてインポートショップで数枚、ユニクロで数枚買ったかな?くらい。
旅行も子ども3人連れだけど、海や山に毎週のように、ラグジュアリーホテルより、都合の良いAirbnbを活用だし。
昔の毎日毎晩の外出も、昼間たまに大切な数人にあう程度くらい自宅でのんびり過ごしている。
全然自宅から出ない時もある。
でも、「もう充分幸せ」とものすごく、満たされてる。
そして、また神さまから選択すべき、お試しがきた。
いま目の前にあるもの
それは
「わたし自身を満たすこと」
「育児を存分に味わう」
「母の介護をやりきる」
「新しい事業の準備」
この4つが同時にある。
三回目だから、、、
三回目だからこそ、、、
いい加減気づいた。
先ず自分を満たすこと。
そして母と育児もわたしには大切な人生、幸せのピース。
これは、ひとを頼りながら同時にする。
今回は、大好きな仕事も、二の次にしようと決めた。
二の次というより、
自分を満たさずして家族を?人を幸せに?世の中良くする?なんて出来るはずがない。
だからこそ、
ようやく40代にして気付けたかもしれない。
自分の人生、遠慮なく幸せになることを。
誰かのためにより、自分を満たしてあげること。
これ以上に大切なことは少ないから。