【My History⑦】帽子から離れてみる
里和
テーマ：my history（私の軌跡）
メガネと帽子のスタイリスト 里和（さとわ）です＾＾
どうやって今の仕事を始めたの？
と聞かれることがとても多いので、
今のお仕事をすることになった経緯を
何度かに渡って綴ってみようと思います。
社会人経験豊富な方からすると
あまい！と思うところもあるかもしれませんが
温かい目で読んでくださると嬉しいです。
専業主婦からのスタート
気が付いたら帽子作家に
限界を感じた出来事
周りの目を気にして動けなくなった出来事
企業案件が舞い込む！
企業案件で見えてきたこと
帽子から離れてみる ← いまココ
帽子以外の世界も見てみようと思ったきっかけ
企業案件の方も
少しずつオーダーが
入るようになったものの、
帽子はやはり季節商品。
忙しいときに集中しちゃうんですよね。
暇なときはあんなに暇なのに…ｗ
そして、また大きな波がやってきました。
それは子供の反抗期。
難しい年ごろになり
コミュニケーションをとるのが難しくて、
子供の変化にどう自分を合わせて行ったらいいのか？
家にいると色々と考えてしまうようになったんですよね。
帽子作家を始めた頃は
まだ子供は5歳で、
帽子づくりに集中するあまり
子供が不安定になったことがあったため
子供との時間を優先していたんですが、
それももう終わりの時期かな、
と思うようになり、
外へ出ることを考えるようになりました。
帽子の仕事は制作が中心なので
結局家にいることに。
とにかく、外に出たかったので
思い切って全く別の仕事をしてみようと思い
郵便局にパートに出ました。
ふり幅が大きすぎ、って自分でも思いますがｗ
ちょうど年末だったので
落とされることはないだろうな
ということと、
（だって落とされたらショックで
立ち直れそうになかったので＾＾；）
勤務時間が午前中だけで
ちょうど良かったんですよね。
結局帽子の仕事が忙しくなり
にしても不思議ですが、
私生活が忙しくなると
お仕事もなぜか忙しくなるんですよね。
以前から、ぽつぽつとデパートに
期間限定で出店することがあったんですが
（個人ではなくグループで）、
それが少しずつ増えてきて
搬出入や売り場に立つなど
帽子作家の仕事で外に出る機会が増えたり、
ハンドメイドのオンラインストアが
台頭してきて
出展＆イベントへの打診を頂いたり。
子供の反抗期は変わらずでしたが、
あれこれ考えこむ暇がなくなったのは
良かった＾＾
帽子作家と郵便局パートの
2足の草鞋を履くようになり1年半ほど経った頃、
ある帽子の会社がデザイナーを探している
というお話をいただき
立候補してみることに。
ありがたいことに採用となり
そちらへ移ることに。
郵便局では本当にお世話になりました。
いい人ばかりで最後の日も
プレゼントを頂いたり。
あぁ、本当にいい職場でした。
今振り返ってみて
大学卒業後、就職はしたものの
結婚ですぐに退社したので
何かの組織で働く経験はほとんどなく
パートではあるものの
組織で働くことは大きな経験となりました。
そうそう、思い出すのはあの衝撃！
行ったら暇でも時給が出ることｗ
当たり前と言えば当たり前なんですが、
それまで帽子作家を個人でやってきて
帽子が売れなければ
収入にならない世界にいたので、
何もしなくても行ったら時給が出るのは
なんか不思議な気分でしたｗ
～～～～～
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