温泉三昧の1月。
樋口智美
去年の年末にやっと叔母の施設への引っ越しが終わり、
ちょっとホッとしたわけで。
年末は思い立って大分で温泉三昧することに。
同居人のフランス人も『行く行くーー』っとノリノリ。
別府で知り合いが宿を始めたばかりだったので、開業祝とばかりに予約した。
宿自体は温泉はついてないのだが、近所には地元の方が通う銭湯のような温泉が
ホントに石投げたら当たるくらいたくさんある。
風呂好きにとっては、んもう楽しいったらない(ワタシ的には)。
フランス人にとっては、このジモティのお風呂はハードルが高そう(湯温も高いし)だったので、
杉の井ホテルという超巨大温泉ワンダーランドへ行くことに。
立ち寄り湯ができるし、棚湯っていうホントに広大なお風呂があるし、これならフランス人でも大丈夫そう。
もちろん男湯と女湯に分かれるので、
『とにかく、周りの人をよく見て、どうやってるか見て同じようにまねしてお風呂入ったらいいよ』と
アドバイスして、そのまま男湯にフランス人を送り出し、私一人ゆっくり温泉三昧した。
風呂上がりに『どうだった?』と聞くと、
『かなり気持ちよかった』 とのことで、ひと安心。
『だけどさ、湯船に入ったら、マスクしてるの自分だけだったんだよー』とな。
『!!!!!』
だけん、周りの人見てから温泉入れ!!って言うたのに。
いっちょん、人の言うこと聴かんやっちゃ。
そんな一年の始まりでした。