ジュエリーのリモデル(リフォーム)に必要な準備は?



2021.04.01
青山陽子


ジュエリーリモデル(ジュエリーリフォーム)の準備

こんにちは。ジュエリーコンサルタントの青山陽子です。

今日は「成功するジュエリーリモデル(ジュエリーリフォーム)に必要な準備」についてお話したいと思います。

この準備段階でうまくいかないと、せっかくお作り替えしても他のジュエリーと上手くコーディネートできない、ということになりかねません。

なので、デザインを変えたいジュエリーがたとえおひとつでも、ぜひこの作業をして頂くことをお勧めします。

必要な準備というのは、ずばり「仕分け」です。

お手持ちのジュエリーの全体を見直して行う作業です。

これを行うことで、お手持ちのジュエリーがスッキリし、コーディネートもしやすくなり、次にどんなジュエリーが必要になるかもわかってくるのです。

 

では、どのような「仕分け」をするのか、順にお話させて頂きますね。

 

1,ジュエリーを全部出して、「使っているもの」と「使っていないもの」に分けましょう

 

おそらくジュエリーをたくさんお持ちの方は、数十点になるかもしれませんね。

その場合は、きれいなタオルを2枚広げ、片方に使っているもの、もう片方に使っていないものを並べてください。

ここでの注意点は、購入金額や思い入れは関係なく分ける、ということです。

「これ高かったのに使っていないな・・・」「大切な人にもらったのに、デザインが・・・」というものも「使っていないもの」にちゃんと分けてくださいね。

 

もし半年以上一度も着けていないものがあったら「使っていないもの」に分けましょう。

「使っている」に分けたジュエリーは、定期的にお手入れなどは必要ですが、ここでは一度ジュエリーボックスに戻して頂いてOKです。

 

2,使っていないジュエリーは、その理由を考えましょう

 

季節もののジュエリーで、半年以上着けていないものがあるかも知れませんね。

そんなジュエリーは「使っているもの」に移して頂いてOKです。

他のジュエリーは更に以下のように分けます。

 

  1. サイズが合わない、チェーンが切れている、など簡単なお直しで使うジュエリーになるもの → 出来るだけ早くお直しして、使うジュエリーに復活させてください。

  2. 年齢的に今は使わないけど、将来は使う(と思う)ジュエリー → ひとまず大切にそのまま保管しましょう。受け継いだジュエリーなど、年齢を重ねていく中で、そのままのデザインで本当に使う場面があるか、定期的に確認してください。

  3. 思い出があったり、親族から受け継いだものなどで、使いたいけれど「デザインが古い」などの理由で使えないもの → ぜひ「リモデル」を考えてください!

  4. 若い頃に買ったジュエリーなど、ある程度楽しんだジュエリーや、頂き物などではあるけれど、これから着けたいと思う場面がなさそうなジュエリー → リモデルに使えそうな素材として利用したり、換金して「リモデルの資金」として活用しましょう。

 

3,上記で分けたCとDを合わせて、ジュエリーの再構築を考えましょう(リモデルのプロに相談)※当店でももちろんお承りしています

 

これは、「使っていないたくさんのジュエリー」を「活用できる少数のジュエリー」にするために必要な作業です。

全部いっぺんにリモデルする必要はありませんが、今の年齢やライフスタイルの中で、「いまどんなジュエリーがあったら活用できるかのか」を相談が出来るジュエリーショップを選んで頂きたいと思います。

具体的には、ジュエリーのリモデルを安心して相談できる「ジュエリー・リモデル・カウンセラー」という資格の、出来れば1級資格を持っている販売員がいる店舗をお勧めします(もちろん私も持っております)。

あとは、店員さんとの相性ももちろんあるかと思います。

ここはファッション的なアドバイスも必要となるかと思いますので、そのあたりも目安になりますね。

 

当店では、お客様のお手持ちのジュエリーと、これから必要になるジュエリー、そして客観的に似合うジュエリーをトータルでコンサルティングしながらご案内する「パーソナルジュエリー診断」を行っていますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

 

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青山陽子

大学卒業後、大手の宝飾メーカーに入社。10年にわたる銀座本店勤務を通じ、宝石やジュエリーの奥深さに触れ、また顧客ニーズの多様さを実感する。その後、独立し、港区東麻布にてジュエリーショップ『青山宝飾』をオープン。個々のお客様のご要望やライフスタイルに合わせた、丁寧なサービスを心がけている。 オーナー業に加えジュエリーの専門家として、様々なメディアを通じての情報発信、コラム掲載、セミナー講師など、その活動は多岐にわたる。今後は他業種との交流などを通じ、ジュエリーの魅力を新しい形で発信していきたいと考えている。


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