わたしの終活4



2021.04.27
寺崎慈子


最近の人口の動向は、世界一の「皆婚社会」から

世界一の「大シングル社会」に変化して

今や「大シングル時代」の到来だそうです。

日本人の未婚率は70年代から急上昇したそう。理由はともかく、

だから若い方も子どもを持つ人でも

誰もが、老後を一人で生きるこ

とは自分事!

自分の生き方、死に方(死生観)考えないといけないと思います。

松原 惇子さん(NPO法人SSSネットワーク代表)の新作

わたしのおひとりさま人生

を読んでみました。

本を買う行為は彼女の生き方にエールを送る意味もあります。

彼女は”ひとりで生きること”を書いてきたけれど、年齢と共にそれが

 「ひとりで生きる」

    ↓

 「ひとりで老いる」

    ↓

 「ひとりで死ぬ」

に移ってきたと書かれています。

そして、73才になった「今が一番すがすがしい」と言われています。

その著書の中身は           一章 子供の頃は輝いていた

     二章 わたしの長かった自分探し

                 三章 『女が家を買うとき』は正解だったか

     四章 フリーで生きるのは大変だ

                            五章 わたしの生き方の原点はイサドラ・ダンカン

       六章 わたしが探し続けた幸せとは

彼女の子ども時代は両親の野放しな教育法のお陰かはきはきとものを言う、男の子もリードする積極

的なお子さんだったようです。

文章を書くのが苦手だったのに「女が家を買う時」で作家デビューしてからずっと組織に属さず、フ

リーで生きてこられたけど、フリーで生きることの厳しさを解いておらます。

デビュー作「女が家を買う時」のきっかけになったマンションも今は手放すことになり、現在は賃貸

に住まわれているとか、時代や自分の状況によってお勧めも変わってくるのですね~

又、イサドラ・ダンカンと言う方を知りました。

ギリシャ人で、古典のクラシックバレーだけだった時代に裸足で踊るスタイルをはじめられた方で、

「モダンダンスの始祖」と呼ばれる方です。

革新的な生き方をした方は、きっと風当たりも強かったことでしょう。

松原さんの生き方に影響を与えた方として登場しています。

女性にとってお産を選ぶのも、死に方を選ぶのもどちらも同じ!

日ごろから考えて自分らしいものを選びたいものです。

それには自立した生き方をして、頭がボケてきたら自分の判断はできなくて、

周りの方にお世話に

ならざるを得ないので、しっかり書き残しておきたいものです。


寺崎慈子

50歳のときに大病にかかり、入退院を繰り返す。回復後、与えられた命に感謝するとともに、「これからの人生は自分の好きなように生きよう」と心に誓う。 「自分が本当にやりたいことは何か」と自問自答した結果、“歌”と“織り”にたどりつく。 その後、シャンソン歌手と織物作家になり、両方の夢を叶える。 60歳のときに自宅を改装し、『アトリエ&かふぇ悠遊』をオープン。若い世代に食や健康に関する正しい情報を伝えるべく、さまざまなイベントや勉強会を企画・開催している。


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