まさかの展開に
寺崎慈子
私は70の手習いで、日舞を始めました。
母が西川流の踊りをやっていたので、横目で見ていました。
その頃は、背の高い自分には着物は無縁のものだと思っていたからです。
しかし、年と共に着物が着たくなりました。
日本人なら、着物を着ないでどうする~⁉
と言った心境です。
母のお陰で着物はたくさんあるので、宝のもちぐされです。
気慣れるには日舞をやることが一番!
と思っていた矢先、
以前、交流があった素敵な先生を思い出しました。
コロナで予定が空いているからと、すぐに我がアトリエでの稽古が始まりました。
古川先生は、古典から新舞踊を編み出し、ジャズでもシャンソンでも演歌でも
なんでも振り付けられる人気の先生です。
そんな斬新な発表会はいつも客席が満員で、踊りの会にしては珍しく男性客も多いそうで
「次回はいつ?」と人気だそうなんです。
古典日舞の発表会の様子は知っているので、びっくりでした。
私がシャンソンやジャズを歌うので、
私の歌に合わせて、
お仲間が日舞を踊ることも可能だそうです。
え~まさか⁉
もう歌うことも無いだろう💦と思っていたのに、この展開にびっくり!
そんな舞台が実現するんだろうか?信じられない!と思いますが、
今は新しい夢に向かってワクワクするのでした。