奇跡の人!



2021.06.16
寺崎慈子


彼女とお会いしてから、まだ1週間しかたっていないのが、不思議なくらい、

深い深いご縁になっています。

その方とは、日向桂子さん、73才です。

彼女に了解していただき、このブログを書いています。

 

紹介することで、がん患者さんだけでなく生きている私たち勇気づけ

になると思うからです。

桂子さんは、膵臓の一部を7年前に摘出された後、去年、膵臓全摘、

転移する恐れがあると、十二指腸、胆臓、胆管、脾臓、

リンパを42個も摘出しているんです。

 

それなのに、前向きな生き方をしておられ、お医者さまからも

生きているのが奇跡

と言われています。

がん患者の会「がんなおっちゃった会」

Zoomで参加され、彼女の姿に勇気づけれる患者さんが続出、

ファンを多く作られているそうです。

前向きで好奇心旺盛に生きておられ桂子さんは今、私に歌を習いたいと言われるのです。

私は、はやくコロナが収束してカラオケを一緒にできることを

願ってっています💦。

 

右の写真は、3食とも食べる前に血を摂って

測り、その数値に合わせてインスリンの量も計り、

自分で注射する…という大変な作業があるのですが、

それを記録したノートです。

これが一冊書き終わった時、

感動で涙が出たと、

見せてくださったものです。

 

ご主人もがんで亡くされ、親孝行な一人息子さんは、

日向史有さんという有名なドキュメンタリー映画の監督です。

とても良い顔をされているのを写真で拝見して、素敵に育てられた桂子さんを、

立派だな~と思うのです。

彼の作品「TOKYOKURUDS」東京クルドは、世界的な賞を取られ、

7月10日から東京で上映されます。

 

彼女の生き方に敬意を表している私は、注文いただき

炊き込みご飯やお好きなものを作って届けたりしています。

昨晩は一緒に食事してきたのですが

「一緒に食べてくれて嬉しい~!」と、素直に喜んでくださるのが嬉しいのです。

これからも、世の中の患者さんたちの光である彼女の杖になれればと思ってます。

 


寺崎慈子

50歳のときに大病にかかり、入退院を繰り返す。回復後、与えられた命に感謝するとともに、「これからの人生は自分の好きなように生きよう」と心に誓う。 「自分が本当にやりたいことは何か」と自問自答した結果、“歌”と“織り”にたどりつく。 その後、シャンソン歌手と織物作家になり、両方の夢を叶える。 60歳のときに自宅を改装し、『アトリエ&かふぇ悠遊』をオープン。若い世代に食や健康に関する正しい情報を伝えるべく、さまざまなイベントや勉強会を企画・開催している。


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