やるね~企業化教育⁉
寺崎慈子
日本人は、子どもの時から経済の勉強をしてきていません。
華僑やユダヤ人などは、子どもの時から教育がされてきているから事業に成功するのだと、
たくさん聞いてきました。
日本もやっと、その兆しがみえてきたのでしょうか?
なんと小学校での企業化教育のお話です。
青梅市の霞台小学では、昨秋に5年生63人が保護者から出資を募って
「霞カンパニー」を立ち上げ、
青梅の魅力を発信するグッズの商品開発に取り組んだそうです。
家族への聞き取りなど「市場調査」を経て、
青梅の自然や花火大会をイメージしたTシャツを制作し、
市報で宣伝するなどし、2月に学校やインターネットで販売したところ、
534枚が売れたそうです。
原価や出資者への配当金、5年生全員への500円ずつの給与を差し引き
33万円の利益が出たそうです。すご~い!
利益の使い道も児童が話し合い、運動会に使うテントや図書室に置く書籍100冊を購入、
残りの5万円を寄付することに決めて、
「社会の役に立ててうれしい」と得意そうな笑顔の写真が清々しい。
副社長を務めた児童の言葉が、凄い!
「社会貢献できたことが、今後の自信になった」
日本の未来は明るく見える教育現場でのお話でした。