水菓子あるいは Juicy Fruits
雨宮睦美
私は果物が大好きです。冷蔵庫に何もないと落ち着かないし、たくさんの種類が入っていると満ち足りた気持ちになります。
たまに在庫が豊作になると、切ったりむいたりして盛り合わせます。特に味付けなどしないでそのままいただきますが、ホント幸せ。
最近は「水菓子」と聞くと水羊羹とか水まんじゅうとか、ゼリーのことだと思う人が多いと知って驚いたのですが、フルーツのことですよね?「水菓子ください」といって水羊羹が出てきたら私は泣くよ(あんこが苦手)。
なぜ果物が好きなのか、どんなところが魅力なのか、考えてみたのですが、特に好きなのは柑橘類とバラ科のものたち(桃、りんご、洋梨、さくらんぼ、いちごなど)なのです。色もきれいだし、甘いけど酸味があったりして甘すぎず、よい香りがして果汁が豊富なのが堪りません。
逆に南国のフルーツには、実はそれほど興味が持てません。スイカにメロン、バナナ、パイナップルやパパイヤ、マンゴー。ライチも特には…
私自身が南国では浮いてしまうというか、海も太陽もあまり似合わないので、それと関係あるのかな。
鬱蒼とした森の中を思わせる果物が好きだし、ビーチで寝そべるより籠を持ってベリーを摘んでる図が、自分にピッタリ来るってことでしょうか。キノコも好きだしなあ。そうか!森ガールだったのか。