私の副業体験談②ホースクイーン



2023.05.11
長谷川文


船橋競馬場のパドックが仕事場

私の副業のひとつに「ホースクイーン」というのもありました。レースクイーンは有名ですが、ホースクイーンはあまり聞きなれないですよね。ホースクイーンはどんなことをするかというと、競馬場のパドックで『1レース』など番号の入った看板をもって馬の先頭を歩きます。

パドックというのは、レースに出走する前の馬が周回する場所で、次のレースに出る馬の状態を観察できます。

これまでは、レースの番号が書いてある看板をもって歩くという人はいなかったようで、競馬場を盛り上げるために「ホースクイーン」という仕事ができたようなのです。

ただ、レースクイーンのように厳しいセレクションを潜り抜けるというようなこともなく、ホースクイーンをやっていた友人から「よかったらやってみない?」と誘われたことがきっかけでした。

奇抜な衣装を着ることもなく、足元もブーツ。ホースクイーン自体の知名度もあまりなく、来場する方々の目当てはあくまで馬なので、レースクイーンの周りに集まっているような長すぎるレンズを持ったカメラマンの方々もいませんでした。

細々と活動していたホースクイーンでしたが、これまで知らなかった競馬場のことや調教師さんの仕事などを間近でみることができたのはとても面白い経験でした。

ホースクイーンはいまいち盛り上がりに欠けていたからでしょうか、いまはインターネットで調べても「ホースクイーン」という仕事自体でてきません。

当時初の試み!とはじまった「ホースクイーン」、盛り上がらないまま終了してしまったようで少し残念です。

 

(お正月は着物をきてパドックを回りました♪)


長谷川文

東京都世田谷区で生まれ育つ。 大学卒業後、テーマパークに勤務。接客をはじめ、キャラクターの30周年イベントやバースデーなどの企画運営に携わる。館内での結婚式の司会やプレス発表、こどもイベントのMCを経験するうちにかねてから憧れていたアナウンサーの世界へ飛び出すことを決意。 退社後はフリーアナウンサーとなり、結婚式や企業の決算説明会、懇談会などの司会者として活動。感動のお手伝いをする司会の仕事はとても楽しく、現在も司会を通した社会貢献をテーマに活動の幅を広げている。 東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式のコメンタリーガイドとして国立競技場で音声ガイドも担当。 現在は3人のこどもを育てる傍ら、FMふっかちゃんパーソナリティやアナウンス講師として活動。その他、小学校や子育て支援センターなどでの読み聞かせボランティアもしている。


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