夢を叶える秘訣~ダメ元精神で臨んだ結果~



2023.06.12
相澤静


こんにちは。

相澤静(あいざわしず)です。

 

夢を叶える秘訣の2つ目「ダメ元精神で臨む」ですが、その「ダメ元精神」で臨んだ結果、あるケーブルテレビ局でこんなことがありました。

 

当時、私が住んでいた沿線にあったケーブルテレビ局。

問い合わせのメールの後に履歴書を送りました。

その後、お電話があり、面談をしてもらえることになりました。

 

面談に行くと、番組制作部の上層部の方と1対1でお話をすることに。

 

面談では、私が放送局のアナウンサーを目指していて局アナ受験中のこと、そして、勉強のために放送に携わる仕事がしたいことを話しました。

 

すると、その方から、こう言われました。

 

「もしお手伝いいただくことになったら、うちには専属のアナウンサーがいるのでアナウンサーの仕事ではなく、番組制作の仕事ですよ。それでもいいですか?」

「もしお手伝いいただくことになったら、カメラマンと一緒にカメラの三脚持ちから始めてもらいますが、それでもいいですか?」

「もしお手伝いいただくことになっても、うちは今、人を募集していないので、お給料は支払われません。無報酬のボランティアということでもいいですか?」

 

これらのすべての質問に私は笑顔で「構いません!」「大丈夫です!」「問題ありません!」と答えていました。

 

そして。

面談が終わって数日後。

 

面談をしてくれた方から電話がありました。

「相澤さん、よかったら、うちで週3日のアルバイトをしない?時給は〇〇円出すから」

 

なんと、面談では、あれだけ「うちは人を募集していない。手伝ってもらうことになっても無報酬」と言っていたのに、結果として時給制のアルバイトとして雇ってもらえることになったのです。

 

こうして得たケーブルテレビ局の番組制作のアルバイト。

このアルバイトは一年続けました。

 

そして、この経験=キャリアを武器に臨んだ局アナ試験では、書類審査の通過率が驚異の9割という結果を出したのです。

 

これが「ダメ元精神で臨んだ結果」です。

 

 


相澤静

相澤静アナウンススクール代表・元NHKキャスター 小学生の頃にテレビで見た女性アナウンサーに憧れて「アナウンサーになりたい」という夢を持つ。 大学生になり、放送局のアナウンサー採用試験(局アナ採用試験)を受けるも、ことごとく不合格。就職先がないまま大学を卒業。その後「絶対にアナウンサーになる!」と決め、放送局で番組制作のアルバイトなどをしながら試験を受ける。北は北海道から南は沖縄まで、NHK・民放、テレビ局・ラジオ局、ありとあらゆる「局アナ採用試験」を受け続け、26歳で念願のNHK室蘭放送局のキャスターに合格。受けた試験の数は、4年間で延べ500。 NHK室蘭放送局の後は、NHK山形放送局のキャスター、放送機器メーカーの営業、出版社の採用担当などを経て、2013年に「相澤静アナウンススクール」を開校。日本全国のNHK・民放に合格者を輩出し、合格率は90%を誇る。


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