イヤリング&ピアスの選び方



2021.03.21
青山陽子


イヤリングの選び方
イヤリング

こんにちは。

前回のブログで、イヤリングやピアスは印象をとても左右するジュエリーで、重要であるというお話をさせて頂きました。

では実際に、どのようにイヤリング、ピアスを選んだらいいのかお話したいと思います。

考え方としては、

1,自分目線で、相手にどのような印象を与えたいかを考える

2,相手目線で、どのような空気感を作って欲しいかを考える

ということだと思います。

1は、例えばその日にお仕事で初めて会う人がいるとして、「私は仕事を誠実にこなして信頼できますよ」というイメージを伝えたいとします。

そんな印象を相手に与えるデザインはどんなものかしら?と考えるのです(自分が相手の立場だったら?と考えてもいいですね)。

例えば小ぶりなデザインで耳にフィットするシンプルなデザインだったり、高品質のダイヤモンドのスタッドだったり、パールを用いたデザインなどを用いれば、あなたが印象付けたいイメージの後押しをしてくれるわけです。

ここで、例えば大ぶりのカジュアルな雰囲気のデザインであればどうでしょう?

おしゃれだなと思われるかも知れませんが、その場で印象付けたいイメージとは少し離れてしまうかもしれませんよね。

また、例えばデートに行くとします。

「女性らしくてかわいらしいと思われたいな」と思えば、少し揺れ感のあるイヤリングやピアスを選ぶとよろしいかと思います。

動きのあるジュエリーは、女性らしさをとても効果的に演出してくれるからです。

 

では、2の「相手目線の空気感」とはどのような意味でしょうか?

例えばパーティーに呼ばれたとしますね。

顔周りにイヤリングやネックレスを全くつけていなかったとしたら、招待してくれた方がもし目の前にいらしたときにどんな印象を持つと思いますか?

もしかしたら何も装っていない地味な印象、(このパーティーをあまり楽しみにしてくれなかったのかな・・・)と思うかもしれません。

パーティというのは、参加者お一人お一人がその場の空気感を作ります。

だから、もしご招待を受けたら、ある程度の華やかさで、楽しんでいる気持ちを表現する必要があり、それは言い換えれば「マナー」でもあると私は思っています。

その表現の手助けをしてくれるのがファッションであり、ファッションの仕上げであるジュエリー、そしてその中でもまずお相手の目に入るイヤリングやピアスは、とても大きな意味を持つジュエリーだと思います。

このようにイヤリングやピアスは、着けている方の印象を左右する重要な役割を果たしますので、是非意識して選んでいただければと思います。

 

次回はリングの選び方についてお話させて頂きますね。

どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。


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青山陽子

大学卒業後、大手の宝飾メーカーに入社。10年にわたる銀座本店勤務を通じ、宝石やジュエリーの奥深さに触れ、また顧客ニーズの多様さを実感する。その後、独立し、港区東麻布にてジュエリーショップ『青山宝飾』をオープン。個々のお客様のご要望やライフスタイルに合わせた、丁寧なサービスを心がけている。 オーナー業に加えジュエリーの専門家として、様々なメディアを通じての情報発信、コラム掲載、セミナー講師など、その活動は多岐にわたる。今後は他業種との交流などを通じ、ジュエリーの魅力を新しい形で発信していきたいと考えている。


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