「好きな色」からの宝石選び



2021.05.11
青山陽子


様々な色の宝石

こんにちは。青山陽子です。

 

宝石箱を開けてみると、どんな色が目に入りますか?

ダイヤモンドやパールが好きな方は、

「色のついた宝石は、あまり持っていないわ」という方もいらっしゃるかと思います。

もしダイヤモンドやパール以外ですと、サファイア、ルビー、エメラルドなど、良く知られたメジャーな宝石はお持ちかも知れませんね。

また、「誕生石」としてカラーストーンを持つ場合もあると思います。

でも、結構いらっしゃいますよね、「自分の誕生石、好きじゃないんです・・・」とおっしゃる人が。

 

好きな色の誕生石じゃないと、アンラッキーと思ってしまったり、意外とシンプルに「何を選んだらいいか、選び方が分からない」という方も案外多いなと思います。

 

ですので、今日は宝石の中で特にカラーストーンの選び方についてお話をしたいと思います。

 

私は、宝石選びにお勧めしたい方法があります。

それは『ご自身の好きな色の宝石を選ぶ』という選択方法です。

そう、そんな単純な理由で良いんですよ。

好きな色は身につけて心地いいですよね。お洋服や小物と同じ。そして元気になるしテンションも上がります。

ですから、肌に着けるジュエリーに好きな色を取り入れることは、自分が必要としている「良い波動」を取り入れるのと同じこと。

 

実は、皆さまが思っている以上に、宝石にはたくさんの色があります。

もちろんお値段も様々。

 

好きな色の宝石をご自身のご予算などに応じてお選びになれば、ジュエリーの楽しみ方ももっと広がるはずです。

 

例えば、新しい環境になって元気を出したいとき、何となく落ち込んでモチベーションをアップしたい時、ありますよね。

そんなときに、「オレンジ」の色が好きな方は是非宝石にも取り入れてみてください。

では、『オレンジの宝石』って具体的にどんなものがあるのでしょう?

一般的に探しやすい宝石だけでも、実はこんなにたくさんあるのをご存じですか?

 

【オレンジサファイア】

オレンジサファイアは「太陽のかけら」とも言われ、ヨーロッパなどではとても人気のある石です。そういえば先日、男性からのオーダーで、「彼女の好きな色のオレンジで、エンゲージリングを作りたい」というご希望に、オレンジサファイアのリングをお作りし、とても喜んで頂きました。

【パパラチア】

サファイアの中で、特別な名前がついているこの石は「蓮の花」の意味があります。少しピンクがかったその色は本当に美しく、私も大好きな宝石です。希少価値もあります。

【スペサルタイトガーネット】

サファイア同様、ガーネットにも様々な色の種類があります。この石は特に強い鮮やかなオレンジ色が特徴です。まさにビタミンカラーです。

【ファイアオパール】

メキシコオパールの一種で「情熱や永遠に続く愛をもたらす」と言い伝えられている石です。

【オレンジムーンストーン】

ムーンストーンというと乳白色のイメージがあるかも知れませんが、オレンジ系の色も何とも言えない美しさがあります。「月のしずく」と信じられてきたロマンチックな宝石です。

【シトリン】

水晶のグループに属します。イエローからオレンジの色があります。商売繁盛と富をもたらす石と言われています。

【インペリアルトパーズ】

全ての石の中で、石名の頭に「インペリアル」とつくのはこの石だけですね。何とも言えない落ち着いたオレンジ色ですが、シトリンと混同しないように注意が必要です。

【琥珀】

木の樹脂が土中で硬化したもの。数千年前の世界を覗くことができる、ロマンあふれる宝石です。

 

上記の宝石以外にも、レアな石などを加えると、もっと沢山の「オレンジの宝石」があります。

ご興味がある石があれば、ルースから石を取り寄せて、オーダーメイドで自分だけのジュエリーを作ることも可能です。

まずは、好きな色の宝石にはどんなものがあるのか、調べてみるだけでも楽しいですね。

お問い合わせはお電話やサイトの方からお気軽にお尋ねくださいね。

青山宝飾 Aoyama Jewelry

03-3583-2797(店舗)


青山陽子

大学卒業後、大手の宝飾メーカーに入社。10年にわたる銀座本店勤務を通じ、宝石やジュエリーの奥深さに触れ、また顧客ニーズの多様さを実感する。その後、独立し、港区東麻布にてジュエリーショップ『青山宝飾』をオープン。個々のお客様のご要望やライフスタイルに合わせた、丁寧なサービスを心がけている。 オーナー業に加えジュエリーの専門家として、様々なメディアを通じての情報発信、コラム掲載、セミナー講師など、その活動は多岐にわたる。今後は他業種との交流などを通じ、ジュエリーの魅力を新しい形で発信していきたいと考えている。


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