らしくない学校ってどこの国の話?



2021.07.07
寺崎慈子


こんな学校、あればよいな~

1)授業を受ける場所を選べる

   オンラインで好きな場所で授業が受けられるし、登校しても教室以外で学べる

2)担任を選ぶことができる

   生徒40人に対して、教職員は26人と手厚く、好きな教員を担任に選べる。

3)決まった行事はない

  子どもたちが「必要だ」「やりたい」と言ったらやる

4)カラフルな校舎で明るい雰囲気、教職員は「スタッフルーム」

   教室の名前は「森」「川」「海」

どこの国の話?

実は、日本の岐阜にある学校の話です。

 

今春、岐阜市に開校した不登校特例校「市立草潤中」です。

 

合言葉は「学校らしくない学校」

 

不登校経験者でだから「学校に行くのが苦手なはず。家庭学習を選ぶ生徒も多いだろう」

と考えていたが、なんと平均すると、毎日7割を超える生徒が登校しているという。

引っ越してでも入りたいと熱心な市外の親子もいるそう。

思わぬ「狭き門」になってしまい、転入学がかなわなかった生徒にもオンラインで学習支援がうけられるそう。

自分の学校も、こんな学校だったら良いのに~と思っている子どもが多いことでしょう。


寺崎慈子

50歳のときに大病にかかり、入退院を繰り返す。回復後、与えられた命に感謝するとともに、「これからの人生は自分の好きなように生きよう」と心に誓う。 「自分が本当にやりたいことは何か」と自問自答した結果、“歌”と“織り”にたどりつく。 その後、シャンソン歌手と織物作家になり、両方の夢を叶える。 60歳のときに自宅を改装し、『アトリエ&かふぇ悠遊』をオープン。若い世代に食や健康に関する正しい情報を伝えるべく、さまざまなイベントや勉強会を企画・開催している。


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