【トライ&エラーを繰り返して~その2~】利益を得ながら生徒も満足するスクールにするために



2023.03.29
相澤静


こんにちは。

相澤静(あいざわしず)です。

 

前回の続きです。

 

レッスン料は私のモチベーションが下がらない最低価格に設定しましたが、それでも全6回ともなると十万円単位にはなります。

自分が生徒の立場だったら、いきなり十万円の買い物はしないなと思いました。

そこで、まずは私を知ってもらうための機会を作ることにしたのです。

 

それが「NHKキャスター・リポーター合格の秘訣セミナー」です。

 

対面のセミナーで、NHKキャスター試験に特化した内容をお伝えすることにしました。

時間は半日。

私が持っているすべての合格ノウハウを伝えようと考えていました。

 

そこで、日程を決め、会場を押さえ、ブログで告知を開始しました。

 

この頃、私は「集客なんて簡単にできる」という甘い考えでした。

「広告費を一切かけずにブログだけでスクールの入学希望者が来るのだから、セミナーなんて余裕でしょう」

そう思っていたのです。

 

しかし。

集客はうまくいきませんでした。

2名、参加してくれましたが、結局、会議室代金を多く支払うことになりました。

 

失敗の要因は、セミナーの組み立てや告知の仕方にもありましたが、一番は、時期を間違えたのが大きかったです。

この頃の私は、まだ局アナ受験の年間スケジュールに合わせて動くということができていなかったのです。

 

このときの失敗を活かして、翌年は「相澤静アナウンススクール体験会」を実施することにしました。

 


相澤静

相澤静アナウンススクール代表・元NHKキャスター 小学生の頃にテレビで見た女性アナウンサーに憧れて「アナウンサーになりたい」という夢を持つ。 大学生になり、放送局のアナウンサー採用試験(局アナ採用試験)を受けるも、ことごとく不合格。就職先がないまま大学を卒業。その後「絶対にアナウンサーになる!」と決め、放送局で番組制作のアルバイトなどをしながら試験を受ける。北は北海道から南は沖縄まで、NHK・民放、テレビ局・ラジオ局、ありとあらゆる「局アナ採用試験」を受け続け、26歳で念願のNHK室蘭放送局のキャスターに合格。受けた試験の数は、4年間で延べ500。 NHK室蘭放送局の後は、NHK山形放送局のキャスター、放送機器メーカーの営業、出版社の採用担当などを経て、2013年に「相澤静アナウンススクール」を開校。日本全国のNHK・民放に合格者を輩出し、合格率は90%を誇る。


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