夢を叶える秘訣~ダメ元精神で臨むこと~



2023.06.11
相澤静


こんにちは。

相澤静(あいざわしず)です。

 

今日は夢を叶える秘訣、2つ目についてお伝えします。

 

それは…

「ダメ元精神で臨むこと」です。

 

研修会社を選ぶ基準でもお話しましたが、元々、研修講師を募集していないところに「研修講師として活動したいので、面談などをしていただけないでしょうか?」などと問い合わせた場合「うちは新規で研修講師を募集していないのです」という返事がくるのが当たり前です。

 

それを理解していれば「ダメ元で問い合わせてみよう。もし“うちは研修講師は募集していない”と言われたとしても、そもそも募集していないところに問い合わせたわけだし、もし“では、一度、面談をしましょう”と言われれば、それはそれでラッキーだし」という風に思えます。

 

ここで、ひとつ、私の過去の経験から、このダメ元精神で臨んだ結果、夢を叶えた話をご紹介します。

 

局アナになりたくて、なりたくて、局アナ受験を頑張っていたときのことです。

 

私は、学生のうちに局アナになれなかったので、就職先がないまま大学を卒業しました。

その後、どのようにキャリアを重ねていこうかと考えたときに、当時、通っていたアナウンススクールの恩師から「相澤さん、アナウンサーは年齢ではありません。キャリアです。放送局でのキャリアを積んでください」とアドバイスをいただきました。

 

そこで、私は「放送局でキャリアを積む方法」を考えました。

「地上波の放送局は、一年間、局アナ受験をして、どこも合格できなかった。じゃあ、地上波以外の放送局でアナウンサーや番組制作のキャリアを積めるところはどこだろう?」

 

そして、思いついたのが「ケーブルテレビ局」です。

 

当時、私は東京に住んでいました。

都内には、かなりの数のケーブルテレビ局がありました。

 

自宅から通える範囲内のケーブルテレビ局に問い合わせのメールをしました。

「放送局のアナウンサーを目指して放送局の採用試験を受けています。御社でなにかしら放送の仕事に携わりたいです」

そんなメールをしました。

 

そのくらいの数、問い合わせたかは覚えていないのですが、都内にいながらも隣の県の神奈川県、埼玉県、千葉県のケーブルテレビ局に問い合わせました。

 

そして、そのメールを送った中から、数局、返信をいただきました。

 

次回に続く☆

 


相澤静

相澤静アナウンススクール代表・元NHKキャスター 小学生の頃にテレビで見た女性アナウンサーに憧れて「アナウンサーになりたい」という夢を持つ。 大学生になり、放送局のアナウンサー採用試験(局アナ採用試験)を受けるも、ことごとく不合格。就職先がないまま大学を卒業。その後「絶対にアナウンサーになる!」と決め、放送局で番組制作のアルバイトなどをしながら試験を受ける。北は北海道から南は沖縄まで、NHK・民放、テレビ局・ラジオ局、ありとあらゆる「局アナ採用試験」を受け続け、26歳で念願のNHK室蘭放送局のキャスターに合格。受けた試験の数は、4年間で延べ500。 NHK室蘭放送局の後は、NHK山形放送局のキャスター、放送機器メーカーの営業、出版社の採用担当などを経て、2013年に「相澤静アナウンススクール」を開校。日本全国のNHK・民放に合格者を輩出し、合格率は90%を誇る。


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