【私の仕事の仕方】自分の「楽しい!」を極める
相澤静
こんにちは。
相澤静(あいざわしず)です。
フリーランスで10年も活動していると、自然と自分の得手不得手、「やりたいこと」「やりたくないこと」は明確になってきます。
しかし、フリーランスになりたての頃は、なにが得意で不得意で、なにがやりたくてやりたくないのかが分かりませんでした。
一般的にビジネスは「需要」「供給」「自分のできること」、この3つが重なるものがビジネスとして成立すると言われています。
最初の頃、私にとってこの3つが重なることが「話し方レッスン」や「話し方講座」でした。
同じような経歴でフリーランスで活動している先輩たちを見ても「話し方レッスン」「話し方講座」は需要がありました。
そこで、私も同じようなビジネスをしてみようと思ったのです。
しかし、うまくいきませんでした。
うまくいかなかった理由は、私自身が「楽しい!」と思えなかったから。
経営しているアナウンススクールは「局アナになる!」という結果があり、そこにこだわっています。
しかし、話し方レッスンや話し方講座の場合(あくまでも私の場合ですが)、「局アナになる!」というような明確な結果を求めている人はあまり多くはありませんでした。
「滑舌が良いから滑舌を良くしたい」
「声が通りにくいから、通る声になりたい」
「人前で話すと緊張するので、緊張しないようになりたい」
このようなお悩みの人が多かったのです。
私自身が「局アナになる!」という結果を出し、アナウンススクールの生徒の合格にもこだわっていることから、話し方でも「営業成績、全国トップになる!」とか「スピーチコンテストで優勝する!」などのような結果を求める方と一緒に結果にこだわりたいというのがあります。
だから、そのような結果を求める方でないと話し方の指導はしないのです。
(今年は、ミセスコンテストのファイナリストの方にはマンツーマンレッスンをしました。皆さん「グランプリを取る!」という目標を持っていて、その結果にこだわっていたので、アナウンススクール同様、一緒に結果を追い求めました)
「一般の方に向けた話し方レッスンや話し方講座はしない」
私が自分自身の「楽しい!」を極めた結果、導き出した答えです。