葬儀社を選ぶポイント



2023.03.13
内野順子


こんばんは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。

現在、10社ほどの葬儀社さんとお取引をさせていただいています。その中で感じる、葬儀社を選ぶポイントについてお話したく思います。万一の時の参考にしていただけたらと思います。

葬儀社が開催する展示会などでは、往々にしていいところしか見えません。従って、普通の時に電話をして行ってみるのがいいと思います。その時に見るポイントを次に上げます。

①料金システムが明解であること

料金に応じたいくつかのプランを作っているところがほとんどですが、安いと思っていると、実際にはオプションを多く入れなければならないことも。プランの中に何が入って何が入らないのかを確認する事。またプランによって骨壷や棺桶のグレードが違うので、後から話が違うとならないようよく聞くことをおすすめします。そこを適当に誤魔化す業者はNG。

②担当者や他のスタッフの応対が丁寧で感じがいいこと

言葉遣いが丁寧であることはもちろん、スタッフ同士の雰囲気にも注目。客には丁寧だが他のスタッフに対してぞんざいな感じの担当者は裏表があるので注意。スタッフ同士でペチャクチャお喋りをしていたり、仏具の取り扱いが乱雑だったりするのもあまり良くないですね。スタッフの身だしなみがだらしないのもNG。違和感を感じるところはだいたいハズレです。

③実績があり評判がいいこと

「あそこは…」と言われるところは、良きにしても悪しきにしても言われるだけのことはあります。あまりいい評判を聞かないところは避けるのが無難です。 互助会システムを取っている葬儀社の注意点としては、互助会の勧誘は営業社員が行いますが、実際の葬儀は葬祭ディレクターを取得している担当者が行うのがほとんど。営業社員は葬儀の内情についてはあまり知らない人もいるので、加入させたいばかりにサービスを上乗せして話したり、プランに含まれていないことを言ってしまっていて、いざ葬儀の際、葬儀社側と遺族の認識が食い違う、という話はよく聞くので注意が必要です。また、個人情報をきちんと守秘してくれるか、なども重要。

いざご葬儀となると時間的にも精神的にも余裕がないことがほとんどです。なので、近々ご葬儀を出す状況になりそうな時は、前もって複数の葬儀社の見積もりを取っておくことをおすすめします。

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内野順子

大学在学中にアナウンスサークルに所属しブライダル・イベントの司会を始める。 以来、約8,000件の披露宴、約1,000件のイベントで司会を務める。 40代から葬儀司会に携わり、現在年間250件以上の葬儀司会に加えイベントも務めるマルチ司会者として活動中。 葬儀では、温かな司会をモットーとし,終活カウンセラーとしても活動、司法書士や行政書士などとコラボし、セミナーを定期的に開催。 2022年4月、葬儀で垣間見る家族や友人らとの心温まるエピソードを綴った著書「また、いつか。葬儀司会者が見た人生・愛・終活」を全国出版。 福岡県太宰府市在住。家族は28歳の長男。


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