樹木葬について
内野順子
こんばんは!福岡の葬儀司会者&終活カウンセラーの内野順子です。
近年、自然回帰の考え方から、樹木葬の人気が高くなっています。
樹木葬には、大きなシンボルツリーの下に、他の家族の遺骨とともに埋葬する合祀型と、それぞれシンボルツリーを用意してその下に埋葬する個別型とがあります。どの形式を選ぶかによりますが費用はだいたい5万円〜80万円。一般的なお墓よりは安価といえるでしょう。
メリットとしては、樹木の成長や開花などで歳月を実感でき、充実した供養ができること。けれど、消防法の問題から線香や蝋燭がNGの場合があり、動物や虫の害を防ぐため、お供えなども難しいようです。
まだまだ歴史も浅い樹木葬。故人の遺志、家族の希望、先々のことも考え、慎重に考慮して決めるといいでしょうね。
お墓参りのたびに、季節の流れを感じられる…というのは、いいだろうなと個人的には思います。
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