素朴な疑問が大切



2021.03.15
寺崎慈子


安さ、手軽さ、便利さの代わりに失っているものは何か?

 

1日に軽く60種類は超えている添加物を口にしている、

コンビニ大好きなS君。

一般的な日本人は平均1日10g、年間4キロの添加物を身体に

取り込んでいるのです。

子どもたちの舌が侵されてきています。添加物の濃厚で強い味が、

おいしいと覚えてしまっています。

舌は必ず取りもどせる!

身体を作る食べ物は、そんなに簡単で単純で安くないはず。

なんでこんなに安いの?と、疑問を持つことが大切です。

一度の食事を食べるのが一瞬でも、どれだけの手間がかかるかを、子どもたちに教えましょう。

お手伝いをさせましょう。

手間のかかる食は、子どもの身体だけでなく心を育てることを知って欲しいのです。

食の乱れは食卓の乱れ→家庭の乱れ→社会の乱れ→国の乱れ

食べたい時に簡単に安く手に入ると、食べものに感謝の気持ちが産まれるわけがない。

 

食べるということは命をいただくこと。

最近キレル子どもが増えています。

食べ物を大切にする子どもは絶対に人を殺めない。

 

分かっているけど疲れておかずが作れない方のために

お惣菜を作ってお惣菜屋をやっているのは、

こういう理由からです!


寺崎慈子

50歳のときに大病にかかり、入退院を繰り返す。回復後、与えられた命に感謝するとともに、「これからの人生は自分の好きなように生きよう」と心に誓う。 「自分が本当にやりたいことは何か」と自問自答した結果、“歌”と“織り”にたどりつく。 その後、シャンソン歌手と織物作家になり、両方の夢を叶える。 60歳のときに自宅を改装し、『アトリエ&かふぇ悠遊』をオープン。若い世代に食や健康に関する正しい情報を伝えるべく、さまざまなイベントや勉強会を企画・開催している。


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