素朴な疑問が大切
寺崎慈子
安さ、手軽さ、便利さの代わりに失っているものは何か?
1日に軽く60種類は超えている添加物を口にしている、
コンビニ大好きなS君。
一般的な日本人は平均1日10g、年間4キロの添加物を身体に
取り込んでいるのです。
子どもたちの舌が侵されてきています。添加物の濃厚で強い味が、
おいしいと覚えてしまっています。
舌は必ず取りもどせる!
身体を作る食べ物は、そんなに簡単で単純で安くないはず。
なんでこんなに安いの?と、疑問を持つことが大切です。
一度の食事を食べるのが一瞬でも、どれだけの手間がかかるかを、子どもたちに教えましょう。
お手伝いをさせましょう。
手間のかかる食は、子どもの身体だけでなく心を育てることを知って欲しいのです。
食の乱れは食卓の乱れ→家庭の乱れ→社会の乱れ→国の乱れ
食べたい時に簡単に安く手に入ると、食べものに感謝の気持ちが産まれるわけがない。
食べるということは命をいただくこと。
最近キレル子どもが増えています。
食べ物を大切にする子どもは絶対に人を殺めない。
分かっているけど疲れておかずが作れない方のために
お惣菜を作ってお惣菜屋をやっているのは、
こういう理由からです!