どんぐり物語 2



2021.07.15
寺崎慈子


私のボーイフレンドに、どんぐり源さんがいます。

本名は平賀 国雄さんと言う、1929年8月8日生れの92才になる方です。

彼にお会いしたのはかなり前ですが、びっくりするくらいお元気だけでなく、

色っぽいのに驚きます。

日本人には珍しく、いつも女性を喜ばせる言葉を散りばめた会話が上手で

可愛い方なのです。だからでしょうか?

彼のそばにはいつも、きれいな女性が保護者のようにサポートしているのです。

 

「縄文の心、どんぐりの心を」伝える活動

 

源さんと、どんぐりとの出会いは、70才を過ぎてからだそうです。

出会うのに遅いことは無い実例のようなお話ですね~。

この道では有名人で、知らない人はいない程ですが、

2013年4月には町のノーベル賞といわれる「東久迩の宮記念賞」を

受賞しておられます。

 

「縄文時代はどんぐりが主食だった」

と知ったので、調べてみたら、確かに優秀。

味は癖がなく、ビタミン C がたっぷり。

しかも日本中にあるから、うまく普及できたら輸入頼みの食料事情を改善できるかもと思って、

源さんの食品開発が始まります。

もともと研究好きな性格で、パン、せんべい、麺、お茶と続き、

可能性が開けてきて様々なイベントを開いておられます。

 

我が家でも「どんぐり味噌づくり」の会を開催していただきました。

源さんの夢は大きく、縄文時代のように、どんぐりを食べることによって、

争いの無い平和な時代が来ることです。


寺崎慈子

50歳のときに大病にかかり、入退院を繰り返す。回復後、与えられた命に感謝するとともに、「これからの人生は自分の好きなように生きよう」と心に誓う。 「自分が本当にやりたいことは何か」と自問自答した結果、“歌”と“織り”にたどりつく。 その後、シャンソン歌手と織物作家になり、両方の夢を叶える。 60歳のときに自宅を改装し、『アトリエ&かふぇ悠遊』をオープン。若い世代に食や健康に関する正しい情報を伝えるべく、さまざまなイベントや勉強会を企画・開催している。


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