PROFILE INTERVIEW

アコガレニスト 603
長谷川 文 Aya Hasegawa
Announcer

【PROFILE】

東京都世田谷区で生まれ育つ。
大学卒業後、テーマパークに勤務。接客をはじめ、キャラクターの30周年イベントやバースデーなどの企画運営に携わる。館内での結婚式の司会やプレス発表、こどもイベントのMCを経験するうちにかねてから憧れていたアナウンサーの世界へ飛び出すことを決意。
退社後はフリーアナウンサーとなり、結婚式や企業の決算説明会、懇談会などの司会者として活動。感動のお手伝いをする司会の仕事はとても楽しく、現在も司会を通した社会貢献をテーマに活動の幅を広げている。
東京2020オリンピック・パラリンピックの開閉会式のコメンタリーガイドとして国立競技場で音声ガイドも担当。
現在は3人のこどもを育てる傍ら、FMふっかちゃんパーソナリティやアナウンス講師として活動。その他、小学校や子育て支援センターなどでの読み聞かせボランティアもしている。

https://ippin.gnavi.co.jp/curator/hasegawaaya/
aya.915official

あなたが今の仕事を始めたきっかけは?

– 自分にできる社会貢献はなんだろう –

ミュージシャンが聴き手の心を揺さぶる音楽を作るように、自分も誰かの心を癒したり、元気づけたりできたら、と思ったことがきっかけです。こどもの頃の夢の一つにアナウンサーがありました。大学時代は放送研究会に入り夢に近づく努力をしていたものの、就職活動の時には怖気づいてアナウンサー試験は受けませんでした。
大学卒業後はテーマパークに勤務。接客や社員研修チームでの新入社員の指導、イベント企画など幅広い仕事を経験しました。
その中の一つに記者発表やテーマパーク内での結婚式の司会がありました。テーマパークの仕事はとても楽しかったのですが、司会を経験するにつれ、自分のやりたいことを実現するために独立しました。
独立した当初よりも今はどんな社会貢献ができるのかをさらに意識するようになりました。
3人の子育ても経験し、自分にできることを今後も精一杯やっていきたいと思っています。

お仕事を通じて、どんな想いを伝えたいですか

– だれも取り残されない、思いやりの心を広げていきたい –

夢の一つに「東京2020オリンピック」で仕事をするというのがありました。途方もないと思われた夢でしたが、叶ってしまいました。私がいただいたお仕事は、東京2020オリンピックとパラリンピック開閉会式のコメンタリーガイド(音声ガイド)です。
目の不自由な方だけではなく、すべての方に楽しめるガイドという位置づけで、国立競技場で行われる式典やショーをみながら視覚情報だけではなく、ショーのコンセプトや作り手の思いなどを現場で解説していきます。
台本作成も行い、情報の取捨選択には苦労しました。
この経験で、どのような障害があろうともなるべくみな同じように楽しめるようにすることの大変さと大切さを実感しました。そういうことに今まで気づかず過ごしていた自分にも恥ずかしくなりました。
今後はこの経験を活かし、誰にとってもわかりやすい伝え方をすることで周りのみんなにもやさしさの輪が広がっていくような活動ができたらと思っています。

お仕事を通じて、どんな想いを伝えたいですか

– だれも取り残されない、思いやりの心を広げていきたい –

夢の一つに「東京2020オリンピック」で仕事をするというのがありました。途方もないと思われた夢でしたが、叶ってしまいました。私がいただいたお仕事は、東京2020オリンピックとパラリンピック開閉会式のコメンタリーガイド(音声ガイド)です。
目の不自由な方だけではなく、すべての方に楽しめるガイドという位置づけで、国立競技場で行われる式典やショーをみながら視覚情報だけではなく、ショーのコンセプトや作り手の思いなどを現場で解説していきます。
台本作成も行い、情報の取捨選択には苦労しました。
この経験で、どのような障害があろうともなるべくみな同じように楽しめるようにすることの大変さと大切さを実感しました。そういうことに今まで気づかず過ごしていた自分にも恥ずかしくなりました。
今後はこの経験を活かし、誰にとってもわかりやすい伝え方をすることで周りのみんなにもやさしさの輪が広がっていくような活動ができたらと思っています。


一番大切にしていること・ものを教えてください

– 月並みですが、家族の笑顔です。 –

結婚を機に埼玉県へと引越しをし、すぐにこどもも生まれました。2歳差で3人出産。これまでのキャリアはほとんど失いました。子育てにいっぱいいっぱいで孤独を感じる日々。
司会の仕事ができないことにも焦りを感じていました。
ただ、こどもたちには自分しかいない、今できること、私にしかできないことを精一杯しようと切り替えることで、自分にも笑顔が戻ってきました。自分が笑顔になると、こどもにも優しくなれますね。こどもと季節のイベントを楽しみながら過ごしています。
3人のこどもが小学生になり、時間ができた今は少しずつ活動の幅を広げています。これまでの経験もコミュニティFMで発信することにより、同じように孤独を感じているリスナーがひとりでも救われたらいいなと思っています。

あなたのアコガレニストを教えてください

– 新1万円札の顔!渋沢栄一翁 –

私のアコガレニストは渋沢栄一です。
現在私は埼玉県深谷市のコミュニティFM「FMふっかちゃん」でパーソナリティをしています。
深谷市は近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の生まれ故郷です。(2024年には1万札の顔にもなります。)渋沢栄一について触れる機会が多く、その生き方に憧れを持つようになりました。
渋沢栄一は自分の利益を追求するのではなく「できるだけ多くの人にできるだけ多くの幸福を与えるようにするのが我々の義務である」という言葉を残しています。
そして、代表的な言葉に「忠恕の心」があります。これは「まごころや思いやり」という意味です。

私もつい自分の利益を追求してしまいそうになることもありますが、人様の役に立ってこそ、という思いでこれからも頑張っていこうと思います。

あなたのアコガレニストを教えてください

– 新1万円札の顔!渋沢栄一翁 –

私のアコガレニストは渋沢栄一です。
現在私は埼玉県深谷市のコミュニティFM「FMふっかちゃん」でパーソナリティをしています。
深谷市は近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の生まれ故郷です。(2024年には1万札の顔にもなります。)渋沢栄一について触れる機会が多く、その生き方に憧れを持つようになりました。
渋沢栄一は自分の利益を追求するのではなく「できるだけ多くの人にできるだけ多くの幸福を与えるようにするのが我々の義務である」という言葉を残しています。
そして、代表的な言葉に「忠恕の心」があります。これは「まごころや思いやり」という意味です。

私もつい自分の利益を追求してしまいそうになることもありますが、人様の役に立ってこそ、という思いでこれからも頑張っていこうと思います。




- アコガレニスト第6期 - INTERVIEW