PROFILE INTERVIEW

アコガレニスト 606
雨宮睦美 Mutsumi Amy Amemiya
Marketing planner,Moderator

【PROFILE】

マーケティングプランナー、モデレーター(インタビュアー)。
東京都出身。
1988年青山学院大学文学部卒業後、博報堂に入社しました。
国際業務局(4年間)、マーケティング局(8年間)の勤務を経て2000年に退職。
2001年に有限会社オルテンシアを設立し、前職の流れでマーケティング業務を請け負ってきました。食品、飲料、化粧品、自動車、通信機器等、様々なジャンルの企業のお仕事に携わっています。中でもインタビュー調査を得意とし、企業トップや大学教授、ジャーナリストや編集者等の有識者取材を始め、一般消費者へのグループインタビューやデプスインタビューなどで、これまでに話を聞いた人の数は、のべ数千人を超えます。

https://www.facebook.com/mutsumi.amemiya

あなたが今の仕事を始めたきっかけは?

– 突然のヘッドハンティング!からの、白紙撤回!–

就職して12年目のある日、ヘッドハンティングの電話がかかってきたのがきっかけでした。グローバル展開している有名雑誌の日本版がマーケティング担当を探しているということで、とんとん拍子に話が進み、すっかり転職するつもりになっていました。あとは上司や周囲にどう切り出すかだなあ、と考えていた矢先、「申し訳ないが、この話はなかったことにしてほしい」と連絡が来たのです。本社と日本サイドとの契約で何かもめていたそうです。梯子を昇って行ったら、降りるすべがもうなかった・・・でもすでに「会社辞める気満々」になっていたので、今さら後には引けません。「とりあえず辞めてから考える」ことにしました。
その後ソウル出張へ同行した後輩から、機内で「会社をやりませんか?」と提案されました。幼いお子さんを育てながらの激務を何とかしたかった彼女に、もし私が起業して社長に立ってくれるなら、会社を辞めてついて行きます!と言われ、そこでオルテンシアという小さな会社が誕生しました(ちなみに彼女は残念ながら数年後、大学院進学のため退職しました)。

お仕事を通じて、どんな想いを伝えたいですか

– もっと自由に消費を楽しんでほしい –

自分がマーケティングビジネスに携わっておいてなんですが、消費者の方々があまりにも慎重であることにいつも驚かされます。贅沢しろというのではありません。
皆さんもっと自由に、自分の食べたいものを食べて、着たい服を着て、好きなものを選んで生活すればいいのに、と思うのです。
今は「何が売れている」「何を買うべき」という情報が瞬時で手に入るし、ランキングや口コミについ目が行って、誰もが「間違いのない選択」を目指してしまうようなところがありますよね。でも、世間の評判とか他人の視線を気にしないで、自分の感覚でピンときたものを選ぶほうが、少し間違ったとしても楽しいのではないでしょうか。
商品やサービスの送り手側はたくさん売るために苦心するものだけど、買う側はそこに合わせる必要はない!ということを、常に考えながら仕事しています。

お仕事を通じて、どんな想いを伝えたいですか

– もっと自由に消費を楽しんでほしい –

自分がマーケティングビジネスに携わっておいてなんですが、消費者の方々があまりにも慎重であることにいつも驚かされます。贅沢しろというのではありません。
皆さんもっと自由に、自分の食べたいものを食べて、着たい服を着て、好きなものを選んで生活すればいいのに、と思うのです。
今は「何が売れている」「何を買うべき」という情報が瞬時で手に入るし、ランキングや口コミについ目が行って、誰もが「間違いのない選択」を目指してしまうようなところがありますよね。でも、世間の評判とか他人の視線を気にしないで、自分の感覚でピンときたものを選ぶほうが、少し間違ったとしても楽しいのではないでしょうか。
商品やサービスの送り手側はたくさん売るために苦心するものだけど、買う側はそこに合わせる必要はない!ということを、常に考えながら仕事しています。


一番大切にしていること・ものを教えてください

–  猫と音楽に触れることが、私にとって何より至福の時  –

まずは猫です。最盛期には4匹いました。全部捨て猫、拾った猫です。お客さんが来ると駆け寄っていってお腹を出したり、膝に飛び乗ったり、愛嬌のある子たちでした。
3匹を看取りましたが、旅立ち方が三者三様で、命のすばらしさを身をもって教えてくれたと思っています。
今では19歳半の音緒(ネオ)ひとりになってしまいましたが、病気をしても粗相をしても、引っ掻かれても毛だらけにされても、こんなに愛おしい存在はありません。長生きしてほしいです。
もうひとつが「音楽」ですね。
私は2歳からピアノを弾いていましたが、30歳近くなったある日突然弦楽器を弾いてみたくなり、バイオリンを習い始めました。
それから20数年。現在はアマチュアオーケストラ2つに所属していて、週末はクラシック三昧です。
大体日曜日の夜にはもうクタクタに疲れ果てていますが、仕事とは違う脳の部分を稼働させて、きっとリフレッシュになっているはずだと信じています。

あなたのアコガレニストを教えてください

– 素敵な先輩がたくさんいて一人に絞れない! –

仕事でご一緒して、素敵だなあ、とあこがれた女性たち、職種も年齢もバラバラな3人の方を思い浮かべながら書いています。皆さんに共通するのは、いつも安定した穏やかさと、「笑顔」。
それも、作為がなく、本当に内側から花が咲くような、ぱーっと明るい笑顔です。
生きていればいろんな困ったことは起きるし、ましてや仕事していると、とんでもないハプニングやアクシデントは日常茶飯で起こります。
でも、彼女たちからは、いつも安心感を与えていただきました。言葉で何かを言われたというよりも、佇まいと笑顔でそれを届けてくださったのだと思います。慌てなくていい、不安がらなくて大丈夫。私はこれまでに何度となく、この方たちに救われてきたので、継承して今度は自分が誰かを励ましてあげられるようになれたらいいなあと、思っています。

あなたのアコガレニストを教えてください

– 素敵な先輩がたくさんいて一人に絞れない! –

仕事でご一緒して、素敵だなあ、とあこがれた女性たち、職種も年齢もバラバラな3人の方を思い浮かべながら書いています。皆さんに共通するのは、いつも安定した穏やかさと、「笑顔」。
それも、作為がなく、本当に内側から花が咲くような、ぱーっと明るい笑顔です。
生きていればいろんな困ったことは起きるし、ましてや仕事していると、とんでもないハプニングやアクシデントは日常茶飯で起こります。
でも、彼女たちからは、いつも安心感を与えていただきました。言葉で何かを言われたというよりも、佇まいと笑顔でそれを届けてくださったのだと思います。慌てなくていい、不安がらなくて大丈夫。私はこれまでに何度となく、この方たちに救われてきたので、継承して今度は自分が誰かを励ましてあげられるようになれたらいいなあと、思っています。




- アコガレニスト第6期 - INTERVIEW