【企業研修講師を目指して】「元NHKキャスターでも“企業研修講師”としての登壇経験はないですよね?」



2023.05.10
相澤静


こんにちは。

相澤静(あいざわしず)です。

 

「これまでNHKキャスターとして60分の生放送をひとりで仕切ってきたし、一からネタ探しもして番組を作ってきたし、研修会社に登録に行けば研修講師として仕事ができるはず」

 

そう思って意気揚々と「研修会社」に登録に行った私。

 

しかし、現実は甘くはなかったのです…。

 

行く先々で、こう言われました。

「元NHKキャスターでも“企業研修講師”としての登壇経験はないですよね?登壇経験がない方はちょっと…」

 

 

当時の私は「研修って数時間の生放送と同じだよね?キャスターとして時間管理はできるし、受講生とのやり取りだって、生放送でゲストさんたちをさばいてきたからできるけど」と思っていました。

 

しかし、どれだけNHKキャスターとして生放送をこなしていても「企業研修講師」としての登壇経験がないと登録さえもさせてもらえませんでした。

 

また、当時はオリジナルのカリキュラムもなかったので、そのことを伝えると「では、カリキュラムが出来上がったら、またご連絡ください」と言われることも多々ありました。

 

「研修講師」の道は、自分が思っていたよりも厳しかったのです…。

 

はて。

どうしようか?

 

現実の厳しさを知った私は「どうしたら、この壁を超えることができるんだろうか?」と考え始めました。

 

次回に続く☆

 


相澤静

相澤静アナウンススクール代表・元NHKキャスター 小学生の頃にテレビで見た女性アナウンサーに憧れて「アナウンサーになりたい」という夢を持つ。 大学生になり、放送局のアナウンサー採用試験(局アナ採用試験)を受けるも、ことごとく不合格。就職先がないまま大学を卒業。その後「絶対にアナウンサーになる!」と決め、放送局で番組制作のアルバイトなどをしながら試験を受ける。北は北海道から南は沖縄まで、NHK・民放、テレビ局・ラジオ局、ありとあらゆる「局アナ採用試験」を受け続け、26歳で念願のNHK室蘭放送局のキャスターに合格。受けた試験の数は、4年間で延べ500。 NHK室蘭放送局の後は、NHK山形放送局のキャスター、放送機器メーカーの営業、出版社の採用担当などを経て、2013年に「相澤静アナウンススクール」を開校。日本全国のNHK・民放に合格者を輩出し、合格率は90%を誇る。


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